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クリスマス以降、ヘレボルスは家の中や屋外にわたって私たち
を楽しませてくれる美しい植物です。ただ、ヘレボルスは屋外
の植物なので、あまり長い間、暖かい室内に置かないでくださ
い。冬期に花を室内で観賞された後は屋外の寒いところで管理
してください。
屋外の庭に植える時期は真夏及び屋外が凍るシーズンを除き
いつでも可能です。庭ではヘレボルスは12月から4月までの
霜がやむ頃まで咲いています。氷点下では花は沈んで咲きます
が、気候が良くなってくると立ち上がって咲きます。
ヘレボルスは中性から弱アルカリの用土で、かつ腐植土やピ
ートモスを含む保水性、排水性を兼ねた用土を好みます。日が
あたっても温度を調整できるような用土が最適です。 根の温
度を上げないことが最も重要です。極端に低いPHの用土を除い
た庭であれば十分成育可能です。夏季、ヘレボルスは低木の下
や軽い日陰シェードを好みます。
植物学: ヘレボルス ニゲル(Helleborus niger L.)は
クレマチス、ラナンキュラスと同じく、キンボウゲ科
Ranunculaceae)に属します。自生地は北、南アルプスやバ
ルカン半島の北西部の森や林の日のあたる縁です。
病虫害: ヘレボルス ニゲルは人を魅了するのと同様に害虫
や菌類をも引きつけます。前もって注意し予防が必要です。
黒、茶、黄ばんだ葉は常に削除しましょう。風通しよく、過
湿、高温には注意しましょう。植物にとってストレスも病気の
大敵です。もし、病害虫に犯されたときには適切な処置をして
ください。
Helleborus nigerにはアブラムシ、葉巻虫、アザミウマ、
ナメクジ、線虫などが害虫です。アザミウマは蕾の中に、線虫
は根に潜むのでより注意が必要です。発見次第とり除くか、適
切な薬剤を散布してください。薬剤としてはアドマイヤーやオ
ルトランなどを適切倍率で希釈して散布してください。
海外ではねずみの被害が大きいと聞きます。特に冬に食料が
少なくなった特に根を食べてしますそうです。
菌類の病気は害虫より、より大きな被害がもたらされます。
時には全滅させるときもあります。日々の観察と手入れがもっ
とも優れた予防です。最も多い被害はブラックスポットと呼ば
れ、Coniothyrium helleboriという菌類によりもたらされま
す。葉の縁が黒くなると注意です。特に過肥状態時によくかか
ります。こまめに取り除いてください。対策はトップジン、ベ
ンレート等の散布。軟腐病は排水が悪く過湿時に起こり易い細
菌系の病気です。根茎が腐り悪臭を出します。Pythiumまたは
Phytophthoraという菌類によりもたらされます。対策として
アグリマイシンや銅剤系の殺菌剤の散布や潅中が考えられま
す。
ウドンコ病、べと病は一種のカビです。小さく、もみくちゃ
にされて、しみだらけな葉が出てきたら注意です。取り除きま
しょう。
上記の菌類による病気は常に出現の可能性があるので定期的
に殺菌剤などの予防が最適です。
その他、ニゲルでは発病しませんが、オリエンタリスにブラ
ックデスというウイルス系の病気があります。対策は削除及び
廃棄とされ、特効薬がありません。特に注意が必要です。
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